何百年の間、京職人が切磋琢磨しながら、
試行錯誤を繰り返し、
継承し続け、
今日の京壁が完成しました。
職人が一つ一つにこだわり、
心を込めて手作業で製造しているため
独特の美しい色合いと質感を持っています。
それにより、他では作り出せない和の趣や
風情を
感じることができ、
格調高い雰囲気を
醸し出すことができます。
しかし、聚楽土は一部の聚楽第跡地(現在、西陣地区)
からしか
取れない非常に
貴重なものであり、
本物の聚楽土であるが為に
配合が難しく手間が掛かるため、
今まで多くの方々に広く
ご使用頂ける事ができませんでした。
そこで、日本文化が失われつつある今、
より多くの方に「本物」の
土壁の良さを知って頂きたい
という思いで、
土の技法を簡略化し、
安心して
ご使用になれるよう
鋭意開発してまいりました。